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【フランス現地レポート パティシエMOF決勝大会】

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2015年3月4日はパティシエのMOFコンクールの決勝の日でした。各地方大会を勝ち抜いた11名のパティシエがMOFの名誉を得るために腕を競い合いました。
今年はNicolas Boucher さん、Jérôme Chaucesse さん、Chiristophe Renouさんの3名が選出されました。次のパティシエMOF発表は4年後となります。発表の瞬間は家族や親しい友人の方々から歓声が溜息が上がっていました。また、MOFにたどりつけて、涙する方もいらっしゃいました。3人に与えられた新しいトリコロールはとても輝いてとても素敵でした!この3名はフランスパティシエ業界を背負っていく方々ですので、要チェックですね!
実は、昨夜までMOFの最有力候補と言われていた方がいらっしゃいました。
ところが・・・今朝、作品に透明のカバーをする際にその作品が壊れてしまいました。そして残念ながら彼がMOFとして呼ばれることはありませんでした。発表の後、彼は悔し涙を流していました。
その姿を見ながら、MOFになるというのは本当に名誉なことで、かつすべての職人にとってどれほどの憧れであるのかということを思い知らされました。私もその姿を見ながらもらい泣きしていました。
人生とは不思議なもので、たった一つのことで好転もすれば暗転もします。いつの日か、もう一度MOFになれるチャンスをつかみとり、彼の名前が呼ばれることを祈っています。その時にはきっと今よりももっと素敵な作品を私たちに披露してくれることと信じています。
皆さんもパティシエとして本領発揮できなかったり、悔しい思いをすることもあると思います。でも、それでこそ、評価された時の充実感はとても感慨深いのだと思います。悔し涙は次へのステップだと思って、どんなにつらくてもひとつひとつがプロになる階段だと信じて、自分の目標に向かって日々努力を続けてほしいと思います。努力はきっと報われる日が来ると信じています。
みなさんも目標に向かって頑張っていきましょう!

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